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ちどりのきょく【千鳥の曲】



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幕末に活躍した名古屋の吉沢検校の作曲。

前唄は古今和歌集の「しほの山さしでの磯にすむ千鳥 君が御代をば八千代とぞ鳴く」、後唄は金葉和歌集から源兼昌の「淡路島通ふ千鳥の鳴く声に 幾夜寝覚めぬ須磨の関守」が歌詞に用いられている。

手事は前半の「波の部」と後半の「千鳥の部」に分かれる。千鳥の部からは替手が入り、器楽二重奏となる。

吉沢検校はこの後、古今和歌集の和歌を用いて「春の曲」「夏の曲」「秋の曲」「冬の曲」を作曲し、これら4曲と「千鳥の曲」をあわせて「古今組」とよぶ。古今組では箏の調絃は全て同じで、(平調子より四九を一音上げ、二を七と同音にしたもの)この調絃を「古今調子」とよぶ。

「六段 千鳥 めしのたね」と言われるほど有名な曲で特に琴弾きのかたには ぜひとも習得しておいてほしい曲である。 昭和四十年代頃までの花嫁修業は、お料理、お針(和裁、洋裁)、お茶、お花、お琴 であった。高校(戦前は女学校)卒業ののち2〜3年これらのお稽古事をしてお嫁にいくのが普通の婦女子の道だった。お琴のお稽古も短期間ゆえ、「六段」または「千鳥」あたりで「先生ありがとうございました。」ということになるため、師匠のなかには「六段千鳥」程度習得レベルで看板を出しても結構お琴の先生として弟子がとれていたらしい(?)という話からのたとえ言葉らしい。 毎月10〜15人入門者がいた師匠もあったときくからホントかも?実際に存在したのかは不明だが、この頃までに琴を習いそのまま続けておられた方達が現在のお師匠さんの大勢を占めているように思う。 三曲界は超高齢社会となっているので、あと十年もすれば日本中からお琴の師匠は激減すること必至。若い世代に期待する前に、三十から四十代中間層の教える人を増やすことは将来へつなぐためにとても大切なことと思う。

一般に「お琴やってました」と言えば、まずこの二曲が弾けることは前提条件。

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